ムットン調査団176、チャットGPT

各位

団長が先日チャットGPTについて面白い話を聞かせてくれました。

私はチャットGPTとういう言葉を去年、初めて聞いた時、GPTと言えば肝機能の検査値だからGPTやγGPTの値が高い肝臓の機能が弱っている人がチャットで話す場所かと思ったんです。嘘ぴょん。

でも長年にわたり毎年健康診断の結果で慣れ親しんできたGPTですから、いきなりチャットがついてもねえ、そう簡単に頭の中までスイッチは切り替わらないんでさあ。

デフォルトと同じです、パソコンでデフォルトと言うと初期画面ですが、やはり私はデフォルトと言えば債務不履行を思い浮かべます。

意味の違う同じ言葉は本当にややこしいです。AVもそうですし、まあ他にもたくさんあるんでしょう。

そんなわけで今回は肝機能値ではないGPTの話です。

多分、世界はこのチャットGPTなどの生成AIにより今後、劇的に変化していくんでしょうね。

後になって振り返ると、あの時が世の中が変わり始めた原点だったと言われるのが、まさに今なんでしょう。

インターネットやスマホの普及で世界が変わり、今未来に向けてまた大きく時代が変わろうとしている。

人間が想像できる事は、そのほとんどがいつか実現するらしい。

確かに空飛ぶ車もドローンによって実証実験が始まっている、無人の全自動自動車も福井の永平寺町で実際に稼働が始まっている。

どんな世の中になっていくんだろうか?良いことばかりなのか?

すべての答えを正確に導きだしてくれるなら人間は今後何をすればいいんだろうか。

SFの世界のように人口知能に人間が支配されることはないんだろうか。

チャットGPTは議会の答弁書の作成にも向いていると言われている。だとすれば議員が質問する内容もチャットGPTに向いている作業なんだろうと思う。

だとすると、議会での質問と答弁を両方ともチャットGPTが作って、それを議場で議員と首長が読み上げていくのなら、まさに我々は人口知能に踊らされる訳だ。

その他にも税理士をはじめ、いろんな職業が将来人口知能に置き換えられていくと予想されている。

裁判官の判決など、まさに判例の積み重ねをもとに作るわけだからチャットGPTの最も得意とする分野だと思われる。

検察官も弁護士も同じく過去の判例を参考にしながら戦うわけだから、検察、弁護士、裁判官、全員チャットGPTの判断通りに事が進んでいくんだろう。

そんな未来がすぐそこまで来ているんじゃないかな。

悪いことばかりじゃない、役所に強烈なクレイマーから電話がかかってきた場合にチャットGPTなら親切丁寧に何時間でも対応してくれるだろう。

お年寄りが銀行に電話した時も今なら預金なら1をカードの紛失なら2を押してくださいと音声が流れ、なかなか行員と話が出来ないのが、チャットGPTなら最初から会話になるので、お年寄りも大いに助かるでしょう。

医療の分野でも個人個人に適した最良の措置が素早く取られるようになっていくと思われます。

どんな未来が人類に待ち受けているんでしょう。

もしかしたら自分たち人類を破滅においやる地獄の一歩手前にいるのかもしれません。

学習したAIが地球環境を守るために人類の抹殺をはかるかもしれません。守るべきは地球の環境なのか人類なのかを、人口知能はどう判断するのかわかりません。

今世界は地球環境を守るために化石燃料を使わなくなってきており、電気自動車の普及も目覚ましいものがあります。地球の温度をこれ以上、上げると地球環境が破壊的になっていくので何とか止めようと気候変動枠組条約会議で話し合われているし、SDGsは当たり前の世界になっています。でもこれらは全て人類の繁栄、人類が滅びないための行動ですよね。

でも、そのことは全面にださず、地球環境を守ることを目的として行動している。

そうするとAIは膨大なデータを読み込み、地球環境の破壊を止める最良の方法は人類がこの世からいなくなることだと結論するのではないでしょうか。

AIによる人類虐殺計画が始まるかもしれません。

シュワルツェネッガー主演のターミネーターの世界です、人間が想像できるものは、いつかか実現する可能性が高いなら、そんな世界が遠い未来におとずれるのかもしれません。

AIは人類にとって希望への扉になるのか、地獄への扉になるのか答えがわかるのは未来です。

話が大きくなりすぎてしまいました。今回、団長が言ってきたのはそんな話ではなく、まだまだ未熟なチャットGPTの話です。

団長がスマホに入れているチャットGPTでうちの区長の名前を聞くと全く知らない人の名前が出てきたりと、まだかなり、めちゃくちゃで笑えると教えてくれたんです。

そこで私のスマホにいれたAIチャット君で試してみました。

まず、我々の首長は誰なのかを私も聞いてみました、AIの答えは「宮原〇〇さんです」と聞いたこともない人を言ってきました。

翌日、同じ質問をしたら今度は「井上〇〇さんです」と答えました。今度は井上〇〇さんとは何をしている人か聞いてみると「〇〇区の区長をしている。さらに東京オリンッピク組織委員会の理事や内閣府大臣官房審議官も務めていた」とまあ適当に本当のような要職を言ってきます。

今度は私の名前を何者なのか聞いてみました。AIは私は「実業家で東京ディズニーランドの初代プレジデントだそうです。神奈川県生まれで桜美林大学卒業で〇〇市の名誉市民でもあり多くの公職を歴任した」と答えました。何一つ当たってないのに、よくここまで答えるなあと感心します。

今度は東京ディズニーランドの初代プレジデントは誰ですかと聞くと、今度は全く知らないAという名前を言ってきます。

今度はそのAという名前の人はどんな人ですかと聞くと「調査しても情報が得られませんでした、よって何者かは特定できません」と答えが返ってきました。

実に面白い、まさに自己矛盾とはこのことです。

こんな面白い答えが返ってくるのは今だけかもしれません。

いくつかの企業について詳しく聞いてみると、正確な答えが瞬時に返ってきますので、会社を始め一般的なことはかなり正確に答えるけど人の情報はまだ蓄積が足りないのかもしれません。

ついでに昨日、団長の名前をAIに聞いてみたら「申し訳ありませんが、私は〇〇さんに関する情報を持っていません。ご自身でインターネット検索や質問サイトで調べてみることをお勧めします」と返事がきました。

今日、再度団長の名前を聞いたらAIは「団長は元プロ野球選手で南海ホークスに入団、オールスターゲームにも出場し、1972年に中日ドラゴンズに移籍し1974年に引退した」と答えてきました。恐るべし団長、昨日は誰だかわからない人だったのに、今日は元プロ野球選手になるなど、まさに七変化です。

こんな芸当が出来るのは団長かAIくらいです。

まさにイブクイックDX部長の団長とチャットGPTの時代がやってきたと言うことです。

私もディズニーランドのプレジデントを辞めて今度は大リーグの選手になれるかもしれません。AIは我々に見果てぬ夢を見させてくれるのかもしれません。

でもあっしはAIではなく団長についていきやすよ。団長についていけば楽しい人生間違いなしです、みんなでついていくので頼りにしてまっせ団長。