各位
本来ですと高齢者施設シリーズを継続して載せるところでしたが、今回は中断して団長が燃えている静岡県知事選挙について書きます。
団長がなぜ静岡県知事選挙で燃えているのかを探ってみました。
静岡知事選挙は来月9日に告示、26日投開票が正式に決定されました。
団長自身は埼玉に住んでいるので投票権はないのですが故郷静岡がどうなるのかは気が気でないようです。
現在の静岡県知事の川勝氏はここ数年テレビにニュースでもよく出てくるので皆さんもご存じの方が多いと思います。
特にリニアモーターカーの静岡県内での工事は認めないことで有名になりました。最近もJR東海がリニアモーターカーの東京、名古屋間の開通が大幅に遅れると発表したのは記憶に新しいところだと思います。
川勝氏は京都の出身で早稲田大学を卒業後も大学に残り早稲田の教授になりその後も他の大学の教授や学長などを歴任したあと平成21年に静岡県知事になっています。
その後、現在に至るまで知事を務めており4期目になっていました。
まあ、リニアモーターカーの工事を認めない理由として川の水量が減るからだと言っていました。でも本当は静岡県内にリニアモーターカーの駅を造らなかったことに腹を立てていたんじゃないかと私は勝手に想像しています。
国民の一人として思うのは早くリニアモーターカーを開通したほうが日本のためだと思います、静岡県民の立場に立つと微妙ですね、リニアモーターカーに素通りされてしまうんですから。そんな知事が先日、県の新人職員の入庁の式典で差別発言をして辞職することになったのはご存じの通りです。
記者に辞職を決めた後で、今の心境はと聞かれた時に「散りぬべき 時をしりてこそ 世の中の 花も花なれ 人も人なれ」と細川ガラシャの辞世の句を読みましたね。このあたりは学者出身の片りんをのぞかせていましたね。
さて話を団長に戻しますね、団長の静岡愛はつとに有名ですが、いつもの静岡県知事選挙ならこんなに燃えません。
辞める川勝氏は京都の出身で高校までずっと京都にいたので団長にとっては無関心な人なんです。
ではなぜ今回の静岡県知事選挙に限って団長が並々ならぬ興味を示し、燃えているのかを考えてみました。
現在のところ二名がすでに立候補を表明しています。
一人目が大村慎一元総務官僚です。静岡市生まれで県立静岡高校出身、東大経済学部卒です。
まあ地元静岡の生まれで問題なさそうですよね。
静岡県浜松市生まれ、浜松市立の小、中学校を経て浜松北高校出身、慶応義塾大学法学部政治学科卒業です。松下政経塾をでて衆議院議員を経て浜松市長になり市長を4期務め退任。
そして今回、知事選への立候補を決めたみたいです。
鈴木氏は市長時代の最大の後ろ盾だったスズキ自動車の鈴木修相談役や自民党県議の重鎮らと会談し支援を求めたそうです。
大村氏、鈴木氏とも「オール静岡」を目指しています。
焦点となるのは自民党の対応だそうです。自民党内部ではこのままいけば「自主投票」になるのではとの見方が広まっています。
自民党関係者によれば「まずいことになった。大村氏と鈴木氏のガチンコ選挙となれば、静岡と浜松の経済界の戦いになってしまう。自民党は分裂選挙になりかねない」と危惧しています。
場合によっては自民党の大勢がどちらかにつくかもしれないそうで、そこがポイントでさらに連合と公明党の動向によっては、どちらかが撤退するかもしれないと見ているようです。
団長目線で見ると、浜松市出身の鈴木氏と静岡市出身の大村氏ですから宿命のライバル市です。県内の政令指定都市同士の争いです。
浜松市の人口は県内最大で79万人です対する静岡市は67万人です。まさに静岡県内の竜虎の戦いです。
これだけでも浜松市民対静岡市民になります。さらに二人に出身高校が県内のトップ争いをしている浜松北高校対静岡高校です。
団長にとっては、ここが一番燃えるポイントです。団長の母校、浜松北高校は絶対に静岡高校に負けるわけにはいかないのです。
浜松市対静岡市の戦いでかつ浜松北高校対静岡高校という団長にとってこれ以上ないくらい熱い血潮を燃え滾る戦いなのです。ついでに言えば大村氏は東大出身です、白門の団長にとって東大の赤門、これまた負けられない相手なんです。
団長にとってここまで燃える選挙はありませんでした。
団長は毎日「負けるな浜松市、勝つぞ浜松北高校、くたばれ赤門」と唱えてから寝ているそうです。団長の気迫が伝わってきますね。
団員のみなさんも団長に会ったら「浜松は負けませんよ、頑張ってください」と声をかけてください。
これで静岡県知事選挙の今の状況と団長の気持ちはわかったでしょうか。
このあたりをおさえておけば、今後の静岡知事選挙がぐっと身近で楽しいものになりますよ。今回は団長が燃える静岡知事選挙の謎を探ってみました。
んじゃ。