ムットン調査団150、今朝電車を降りる時に

各位

みなさん、毎日通勤で電車に乗っていますよね、徒歩などで出勤している人もいますが大半のサラリーマンは電車通勤ですよね。

通勤電車の中では様々なトラブルが発生するので出来るだけトラブルに巻き込まれないようにしています。

一番怖いのは痴漢に間違えられることです、なのでつり革が空いている時はすぐに、つり革の場所を目指し、片手はつり革、もう一方の手はスマホ。リュックは棚に上げればまず大丈夫です、つり革にたどり着けない時はリュックを前に抱えて両手をリュックの上に置きスマホを見ています。ただし今日の話は痴漢の話ではありません。

毎朝の通勤の時に乗りかえで電車を降りる時の話です。私が降りる、その駅では大半の乗客一斉に降りるので、降りる時に少し時間がかかります。

まずは一年くらい前の話をします。その駅で電車を降りる時に車両出口に向かって右や左から一斉に乗客が来るので、場合によっては自分の前が動かない時があります。その日は私の前にいたおじさんが、全然動かなくてそれ以外の方向から出口に向かう乗客がどんどん出ていたので、おじさん動けよと思いおじさんの体を少し私の体を体で押したんです。

そしたら、おじさんホームにでるなり、マジ切れで「押してんじゃないよ」と怒鳴ってきました。年齢は50代でオールバックの少しだけ、こわもての顔をしておりスーツをきた、多分サラリーマンだと思います。

私は何も言わずに、そのおじさんを睨み、そのまま歩きエスカレーターに乗りました。おじさんさんは「何で押したんだ」とわめいていましたが、無視です。

私としては、降りる時に全く動かないおじさんに少し頭にきていたので、押した事は少しだけ悪いとは思ったけど、あやまる筋合いではないと思ったこと、されとて何か言い返すと喧嘩に発展する可能性があるので、「沈黙は金なり」を選択したんです。

おじさんも私の何人か後のエスカレーターに乗り、登り切った後で小走りで私の前に回り込んで来て、まだぶつぶつ言っていましたが無視してそのまま歩き、何事もなく終わりました。

私も、その日はしばらく気分が悪かったですね、そこで私はその日以降、電車を降りる時は前の人を押すのを一切、やめることにしました。

後ろから押されても、なるべく玉突きで前の人を押さないように注意して降りていました。

そして、今朝のことです。

電車は一年前に怒鳴られた駅で時間も車両も一緒です。ちなみにこの半年くらいは、その電車より少しだけ早い時間の電車に乗っていたので、まあ久しぶりの電車というべきかもしれません。

電車を降りる時はごくごく普通に降りたと思います。まさに電車を降りる時の事です。後ろから手で突き飛ばされるように押されたんです。

リュックは前に抱えて降りたんで、背中を手で押された感覚は間違いありません。

一瞬、えっと思いました。すぐに振り返ろうと思いましたが、一旦、ぐっとこらえました。

振り返って顔をみたら「何で突き飛ばしたんだ」と言わなければなりません。

どんな相手なのかは、わかりません。自分が元気な若者だったら振り返っていたでしょう。

突き飛ばされてムカムカしていたんですが、振り返って文句を言った後の状況を考えて「君子危うきに近寄らず」にしました。

後ろを振り向きたい衝動とムカムカがなかなか消えなくて、職場について少しするまで、もやもやしていました。

それにしても、私は何で突き飛ばされたんだろうか?前の人を押さないように心がけていますから、立ち止まる事もありますが今日はゆっくりでしたが止まることは、なかったと記憶しています。

最初に手が触れた時は叩かれたような感触でそのままぐっと突き放すように押されたんです。

もっと早く電車から出ろという事だったんですかね?

こうなると、電車を降りる時に何が一番良いのか少し考えてしまいます。

自分が押しても怒鳴られるし、何もしなくても、どつかれるし。困ったものです。

確かに電車の中でも、押した押さないで喧嘩をしている乗客をたまに見たりします。何かを言えば売り言葉に買い言葉で喧嘩になるのでしょう。

当面は今の降車方法が安全だと思いますので、変えずにいこうと思います。

さて、私を突き飛ばした人ですが、一年前の、あのおっさんの可能性もありますよね。

おっさんなら、あの時のリベンジをしたのかもしれません。

あの、おっさんの顔は忘れてしまい思い出せないけど、黒々としたオールバックの頭なんで見ればわかります。

やはり顔くらい見ておけばよかったかなあ。

まあ、今朝そんな、もやもやとした事があったというだけの話です。

団長に報告したところ、「くだらん話だ、そんなささいな喧嘩は興味がない、そもそも人間同士の原始的な喧嘩は野蛮である」との事でした、「霊長類の頂点に立つホモサピエンスはそんな下等な喧嘩はやめた方良い」と訳の分からない難しいことを言っていたので退散しようと思ったんですが、団長は別の喧嘩を憂いていました。

団長は今、静岡大学浜松医科大学の統合に関して、両大学が揉めていて、浜松市静岡市の喧嘩が気になっているようです。

つい先日も浜松市長が静岡大学・学長を学長失格であると痛烈に批判しました。団長は「さもありなん、理は浜松にあり」と言っています。さすが団長です、考えていることは常に故郷愛です。でも団長の浜松愛が強すぎて、本当に団長が正しいのか疑っていたら、団長の言ってることが正しいみたいです。静岡県知事は政令指定都市の静岡と浜松で争うのはやめてほしいと仲介に出てきました、その中で知事は浜松市長が立腹するのは筋が通っていると浜松を擁護していました。

さすがです団長、知事の動きも全てお見通しということわけです。常に一歩先を読んで行動する団長には誰もかないません。

我々団員一同も団長の指示に従っていれば間違いないと言うことです。

システムなどで頭の痛い問題が出てきたら、即イブ・クイックDXを飲めと言っています。

大抵の頭の痛い問題はDXで解決できると言っています。

やっぱりDXってのは無敵なんでやんすね、団長。