ムットン調査団136 はまったもの4、パチンコ

各位

先日ニュースで上野界隈のパチンコ屋が昔は30店近くあったのに現在は3店舗まで減っていると放映されていました。確かに街中でパチンコ屋が減りましたね。

地方では他にやることがないから都会よりは減るスピードが鈍いようです。

まあ射幸心を煽るギャンブルですから、やらないにこしたことはないでしょう。

皆さんはパチンコをしたことが、ありますか?やらないと言っている人でもどんなものなのか試しにやったという人は結構、いると思います。

私が子どもの頃、大人達がしていたパチンコは玉を一個づつ親指を撥ねて飛ばしていたから玉がなくなるスピードはゆっくりでした。

私が大人になった時には今のようにハンドルを回すだけで玉がどんどん出てきて、あっという間に玉がなくなってしまうように変わりました。

このパチンコ台の革命的な変更により、パチンコをしていた人達はパチンコにつぎ込むか金額が飛躍的に増えたと思います。

また大当たりでフィバーした時の金額も跳ね上がり射幸心が煽られていったわけです。

パチンコはお金さえ関係なければゲームの一つですよね。

ゲームセンターの中にもパチンコ台があったりしますから。

現実にはパチンコ屋に行き、沢山でた玉をお金に換金しているわけだから、まあギャンブルなんでしょう。

そしてギャンブルは、その依存を高めるように工夫されているから沼から出れないように引きづりこまれていくんでしょうね。

若い夫婦が真夏に幼い子供を車に残してパチンコをして悲劇が起こるニュースが後を絶ちません、これは脳が依存症になっているんでしょう、本人の努力だけでは難しいケースもかなりあると思います。

さて、私とパチンコとの出会いですが多分、小学生の頃に親戚のおじさんと入ったのが最初だと思います。それ以降大人になるまでパチンコ屋に入った事はありませんでした。

そんな私がパチンコをやるようになったのは新人の時に出張所に配属されたからです。その出張所に配属されなければ今日までパチンコとは無縁の人生だったと思います。

なぜその出張所に配属されるとパチンコをするようになるかって・よく聞いてくれました、ずばり出張所の隣がパチンコ屋だったんです。

本当に真横だったんです、出張所を出たら三秒でパチンコ屋にはいれます。お昼に弁当を食べるのに休憩室などにいると、チンジャラ、チンジャラと聞こえてました。

そんな環境でしたから、その出張所の職員はパチンコをする人が多かったです、昼休みにパチンコをしてた職員が戻ってくると、昼当番で一時から休む職員に何番の台が良く出るからと教えていました。

そんなわけで私も自然にパチンコでもしてみるかなって感じで始めました。

出張所の隣がパチンコ屋でしたが、当時この地区には、この他にも何件ものパチンコ屋があり、嫌でもやるようなバッチリの環境でした。今は一件もありません。

初めて一人でパチンコ屋に入った時は、まあ初心者ですから200円とか300円くらいしかやりません、もちろん全然出ないで、すぐ終わりです。最低、千円は使わないと話になりません。

でも何十年も前で千円だと、今の価値なら2~3千円くらいですかね。

でも千円あれば昼に美味いランチを食べて、その後喫茶店に行けた金額ですからバカに出来ません。

最初の頃は多くて千円くらいしか使いませんが、たまに当たりが出ます。玉の数が少ないので店の中の景品と交換します。で景品でタバコやお菓子を少し取るだけで嬉しかったなあ。

出た玉を店の中の景品と交換したりするのは、パチンコを初めた頃だけでした。

ギャンブルの常で段々使う金額が多くなり、換金もそれなりの金額にならないとしなくなります。

私も昼休みに行ったり、仕事が終わったら、ちょっとパチンコやってから帰るみたいな感じになってきました。習慣化するんですよギャンブルは。でもってたまに一万円とか儲かったりするもんだから、脳がはまっちゃうんでしょうね。

気がついたら用がない時はとりあえずパチンコしてから帰るみたくなりかけてました。

これは、ちょっとまずいんじゃないかと思っいましたね。

よし、パチンコするのはやめようと思いスパッとやめました。

そんな訳で最初にパチンコをした時はわりと短期間でこれはまずい依存症になりそうだと思いやめました。基本、一人でパチンコをしていたので止めやすかったです。

二度目に始めたのは高齢者施設に異動した時です。

出張所から本庁に異動した後、3年後にまたその出張所近くにある高齢者施設に異動になるとは思いもしませんでしたよ。役所に入って三ヶ所目の職場で二度目の出先職場ですから、やけも起こしたくなりますよね。まったく希望していませんでしたから。

パチンコは二回とも職場の場所が引き金になっています、人事異動って怖いですね。

先程、書いた通りその地区にパチンコ屋が多かったから。せっかくやめたパチンコですが高齢者施設で、いじめぬかれたストレスなのか、またパチンコに手をだしてしまいました。

この時、高齢者施設でただ一人の味方Y君にパチンコを覚えさせてしまったことは悪かったなあと思います。この話はまた別の機会に話せたら書きます。

二度目は一度目よりハマっていきました。例えば友達と駅前で待ち合わせをする、自分が30分早く着いたならわかりますが、10分前に着いても、まだ10分あるからとパチンコ屋に入るんでんすよ。仕事が終わって帰る時、最寄り駅から家の間にあるパチンコ屋にほぼ毎日入ってから帰りました。極めつけは研修の時です。当時、木場にあった特別区の研修所に通ってる時、昼休みに弁当食べたら、すぐ外に出てパチンコ屋を探しましたからね。この時だったと思います。「これは間違いなくパチンコ依存症になっている」いまパチンコを止めないと大変な事になると思いました、研修所に研修に行き昼休みにパチンコ屋を探している自分の異常さに気付いたんです。

ただ私の場合は、はまると言っても一回に使う金額は数千円で止まっていました。

ボーナスとか出た時だけ今日は一万円と金額を決めてやりました。

でも一回に数千円でも一か月なら、それなりの金額になります。

もちろん、やめたと決めて何日かしたら帰り道でパチンコ屋の前を通るんでつい入っちゃうんだな、これが。それでも反省を繰り返し、自分の意志の弱さにあきれながらもなんとかやめました。やめる時は何でも根性でやめます。

パチンコもやめてから何十年もたちました。

RPGのゲームでも、パチンコでも人の脳を依存症のようにするために作られているわけですから、どっぷり浸かる前にやめる事です。

男性は酒かギャンブルか女のどれかに必ずはまると言われています。どれにも、はまらない人は多分、どれにも手をつけていないのでしょう。

団長はどうでしょうかね、聞いてみました。

団長曰く「私の酒はたしなむ程度である、私は今、学問、読書、DX、浜松北にしか興味がない。女やギャンブルなど眼中にない、そんなくだらない質問で私の優雅な時間を邪魔されたくない」

団長の酒がたしなむ程度は絶対ありえません、日本酒は水のように飲むし、サイゼリアのマグナムワインも一人でペロッと飲んでしまうのを私は知っています。

本当に女性に興味がないのか、私はさらに突っ込んで聞きました「浜松北には大いに興味があると言うことだったら団長、浜松北の女性なら興味の対象という事ですよね」

団長曰く「黙れ黙れ、浜松北の女性を何と心得る、浜松北の女性は神聖にして侵すべからずである。浜松北を冒涜するものは許さん」

なるほど団長が、はまる可能性があるのは酒と女という事にしましょう

さて団長が爆発しないうちに退散します、くわばら、くわばら。