ムットン調査団135(102、はまったもの3、RPG)

このRPGの文章を配信した時に結構な反響がありました。K課長も同じだったことは文章の中で紹介していますが、その他に何人もの職員から同じ経験をしました、こんな感じでしたと言われました。

これは我が社の中にかつてRPG中毒だったものが、かなりいると思われます。RPGと公務員は相性が良いのかもしれませんね。

それでは、どうぞ

各位

今回も引き続きはまったものを紹介します。はまったギャンブルはまた別の機会に書きます。今回、書くのはRPGのゲームです。

団長が得意なRPAじゃないですよ。当時のRPGはまだ一人だけでプレイするゲームだったので、ゲームの世界から抜け出すことが出来ました。もし、今のように複数の人とオンラインで一緒に戦ったりしたら、自分の部屋から出ないで引きこもりになっていたかもしれません。うそぴょん。

最初はドラクエことドラゴンクエストにはまりました。まあ多くの人がドラクエを皮切りにロールプレイングゲームの虜になっていったと思います。

このゲームは一度はまったら抜け出せません。底なし沼に入っていく感じです。

初期のドラクエはとにかく大変な労力が必要でした。

ゲームの中で出会った人と会話したら、その言葉を全部残さずノートに書き、洞窟の中では一歩ごとに歩いては地下に落ちて、また洞窟の入口からやり直しを何度も何度も繰り返し安全に歩ける道のルートを少しづつ見つけ、やっと完成させた洞窟のマップを見ながら何とかダンジョンから抜け出せるのです。ノート一冊びっしり書かないと攻略出来ません。その日のゲームを終了させる時にはそこまでの内容を記憶させてから電源を切りますが、その際に毎回実に長い呪文が画面に出て来ます、その呪文を間違いなくノートに書き写します、次回ゲームを立ち上げる時にその呪文を一文字も間違いなく打たないと、その前にキープした所に戻ってやり直しになってしまいます。

この呪文が実に長い、寝ずに朝までゲームをやって、この長い呪文を書き写すので、たまに間違えるんです、そうするとまる一日頑張った分が無くなってしまうんです。これは、どっと疲れます。

次第にゲームは進化していき、ファミコンスーパーファミコンに変わり長い呪文を書き写さなくても、保存するをクリックするだけで良くなりました。また、最初の頃は攻略本など一切使わずに頑張っていたのですが、さすがに労力が、かかりすぎるので何作目からは買うようになりました、

ダンジョンなど攻略本に抜けられるルートが書いてあるんですから楽ですよ。もっともゲームもどんどん複雑化していき他にクリアする要素も増えていくので。ゲーム終了までの時間はあまり変わらなかったような気がします。

新しいゲームが出るたびに画像もどんどん良くなるし、内容も充実していくので、飽きることがなかったですね。

新しくドラクエが発売されれたら、なるべく早く手に入れる。仕事が終わったら家に飛んで帰り、夕飯、トイレ、風呂以外の時間は全てドラクエです。

ゲームを攻略するまで毎日朝方までプレイして、フラフラ状態で出勤する。そんな日々を2週間くらい続けやっとラスボスを倒して終わるわけです。

とにかくラスボス倒すまでは脳内に常にアドレナリンが充満してますから、あまり寝なくても大丈夫でした、あと私も若かったですからね。

ドラクエ攻略中の期間はちゃんと仕事をしてたのかって?

もちろんです、職務専念義務がありますから。・・・ちとぼんやりする日もあったかなあ。いやいや、そんな事はない。仮にも、元〇〇課長の私です、もちろん寝てなくても常に職務に専念していました、はい。大丈夫ですよ、はいています、じゃなくて起きていますよ。

まあ、ドラゴンクエストはシリーズもんですから出れば並んで買って、また廃人のような日々。そこからファイナルファンタジーへと移りましたが、基本はゲームを始めるとほとんど寝ないでゲームに没頭です。

しばらく、ゲームから遠ざかった時期もあったんですが、プレイステーションの新しい機種を買って再びファイナルファンタジーを始めたらやっぱり止まりませんでした。

ドラゴンクエストファイナルファンタジーなどのメガヒットRPGのゲームは人間の脳が、はまるように出来ているんでしょう。

このままではゲーム依存症なるのではと思いました。

実際は、ドラクエファイナルファンタジーも次が出るまで間が1年はあきます。そのうち開発が遅れて間が二年になったりもしてきました、まあ一年に一回、二週間くらいRPGに没頭しても大したことはなかったんですが。でも、何となくこのままだと、他のゲームも含めてもっと、ゲームにはまっていくような気がしたんです。頭の中で注意警報が鳴りだしたんです。

ここで決断です。ゲーム依存症になる前にプレイステーションを箱に入れて押し入れにしまいこみました、もうRPGゲームは当面やらないと決めました。それ以来、RPGゲームはしていません。

ドラクエファイナルファンタジーの話をK課長にしたら。全く同じ経験をしていました。同志Kと呼びましょうかね。きっと同じ経験をした同志は他にもたくさんいそうですね。

 

では、私はゲームは完全に卒業したのでしょうか。

今から6年前にポケモンGOが日本中で流行りました、私が某部長の時です。老いも若きも多世代をまきこんだスマホのゲームです。はい久しぶりにゲームをしました。

このゲームは家にいたら出来ないゲームで、とにかく外を歩き回らいと出来ない斬新なゲームでした。ゲームと言えば家の中でやるという概念を根本から変えたゲームですね。

ポケモンGOは久しぶりに私の何かを刺激したんでしょうね、

最初の頃の熱気はすごかったです。夜いろんな公園にいくと会社員を中心にどの公園も人であふれてました。日本中でこのゲームをやる人が多くて、社会問題にもなりました。

ある日、家の近くにある大きな公園で、夜中の1時にレアなポケモンが出現したんです、もう寝ようとした時でしたが、このチャンスを逃すとなかなか捕まえられないと思い車で出現場所近くまでいくと、車で来た人、自転車で来た人、走って来た人でごったがえしているんですよ。

私も車を降りてみんなの痕あとを追って出現場所までいって無事にゲットしました。

しかし夜中の一時に小学生、若者からおっさん、おばさん、おじいさんまで地域の大勢の人が集まってくるんだから、まあ日本中熱狂してたんですかね。

ただポケモンドラクエファイナルファンタジーのように人間をゲームの虜にしてしまうようなゲームではないですね、まあ健全と言えば健全ですね。

ゲームをやっているとレベルは上がっていくんですが、ゲームの中の自分は少しも強くならないんです。多分、このあたりが、RPGのようには、はまらない理由ですかね。

また、このゲームの嫌なところはジムバトルと言って、陣地の奪い合いをする時に陣地の近くまで行かないと出来ない事です。陣地の場所はマクドナルドであったり郵便局、神社などそこら中にあります、地元でやると常連の顔を覚えるんです。味方なら良いのですが、敵(自分とチームが違う人)だと嫌な感情になります。途中から少し離れた距離でもバトルが出来るように改良されたので、少し良くなったかな。

わが社の中にもポケモンGOをやっていた職員がかなりいました。

年を追うごとに熱狂は収まり、ゲームをやめていく人も多くなりました。私も熱狂はもうありませんが、惰性でまだ少しだけやっています。もう全くはまってはいません。ちなみに課金はしたことがないので0円です。課金をするくらいならゲームはしません。

このポケモンGOですが、多分熱狂はさってもまだ、すたれていないんです。

そこら中にジムという6人のプレイヤーが入れる陣地があるんですが、未だにどのジムも常に満杯で戦わないと陣地を奪って入れれません。

ちなみに都心なら半径200メートルくらいの範囲にジムが10個くらいあって、それがいつも埋まってるし、全国全てにジムが常に埋まっていると思います。ということは、このゲームはまだまだ、すたれていないんでしょうね。

RPGは卒業して20数年たっています、今後もやるつもりはないです。

ポケモンは暇つぶしに家に帰る途中で少しやるだけです。

そのうち、また画期的なゲームが出来て、誰もが参加でき課金なしで楽しめるなら、やってもいいかな。

まあ、でも一番怖くてビビったり、ワクワクしたり、落ち込んだり、喜んだりできるのは、人生というゲームですかね

このゲームは死ぬまで終わりませんから、さあ最高に楽しいゲームを貴方の手で作りあげてください 

どんなゲームになるかは貴方次第です 未来は貴方の手の中にあるんですよ多分  see  you