ムットン調査団200(59、団長の司法試験の反響)

 

先日、団長のところに顔出したら休みだったので昨日、改めて行ったらちゃんと席に座っていました。団長が休むと団員一同が心配するので、休んだ理由も、しかと聞いてきましたよ。お盆なので浜松に帰って墓参りをしてきたそうです。

あっしは東京人なので墓参り7月15日に済ましてきました。国が決めることではないんですが、そろそろお盆の日時も全国標準を定めて欲しいと思いますがまあ無理なんでしょうね。でも元をただせば明治になって国が新暦を導入したことで東京と地方でお盆の時期が一か月ずれたんですから。そんな話はどうでもよくて、とにかく団長は久しぶりのお国入りとなったわけで、心も体も癒されたそうです。

やはり団長の心のふるさと浜松で先祖代々のお墓参りは重要です。常に浜松の発展と浜松北の躍進を願って生きてきたんですから。

団長の家の墓は徳川家康の最初の頃の領地あたりなんですかね・・先祖は家康の家臣団で三河武士だったのかもしれません・・想像です

浜松の空気を思う存分吸って帰ってきたので団長は今元気はつらつ、リポビタンDXといったところでしょうか。

さて今回は団長の司法試験の受験を載せた時の団員の反応です。

各位

前回、団長が司法試験を早稲田大学で受けた時に水着の女性がいた事件。団長は何度も試験を受けているベテランのように書いてしまいましたが、実はこの時、団長は司法試験を初めて受けた記念すべき第1回目だったそうです。

初めての司法試験で水着の女性が目の前じゃ、さすがの団長でも動揺してしまいます。

しかも蒸し風呂状態の会場で3日間試験を受けるそうです。これは過酷ですね、やはり判事や検事、弁護士を目指す人には不屈の精神が必要だと言うことだったのでしょうか。

中にはこの暑さの中での試験には耐えられない人もいたみたいです。このため、あえて涼しい仙台の会場を選んで受けに行く人もいたようです。

しかし、世の中、根性だけの精神論では駄目だとなってきました。

平成7年からは、全国の会場で冷房が入ったそうで、もう水着で受験するような、つわものはいなくなったと思います。

「夏草や、つわものどもが夢の跡」と言ったところでしょうかね。

団長にとって初めての司法試験で水着女性の出現は痛恨の極みだったことでしょう。

始めよければ終わりよしと言います、始めにケチさえつかなかったら、今頃、団長は法曹界の大先生ですよ。・・団長残念でした。

さて水着事件ですが、色々と反響があり、再度団長にいくつか確認する必要がありました。

まず、どんな水着だったのかですが、スクール水着ではなく水色ぽい普通の水着だったと、今なお色鮮やかに当時の情景を覚えているそうです。普通の水着とはどんな水着か聞いたんですが、みんなが海やプールで着ている普通の水着だったそうです。

団長はこの後、海などに行って水色の水着の女性を見ると早稲田の暑かった司法試験の会場を思い出して、頭がくらくらしたことと思います。

団長を落としたい女性は水色を基調にした普通の水着で団長と一緒にプールに行けば、イチコロです。プールの中では団長の耳元で「刑事訴訟法に引っかかるような悪い事をしたい、後で私を口述試験のようにせめて」と言えば完璧です。

さてこの試験を団長が受けていた早稲田大学ですが(仮称)大玉課長は早稲田の学生の時、たまたま司法試験の当日に大学構内にいたそうです。

大玉課長はみなさんご存じのわが社で高校時代の陸上で100メートル11台トリオの一人です。4大証券の一つ山一証券に入社した年に山一が倒産し公務員試験に切り替えた、つわものです。

ちなみに四大証券とは野村、山一、大和、日興でこの4社は絶対につぶれないと思っていたんですが、やはり倒産の大きな原因はバブル崩壊だったわけで、世の中、何が起こるかわかりませんね。

話がそれてしまいましたが、そんな大玉課長は早稲田の学生時代に司法試験会場の建物の横を通ったそうです。

うだるような暑い日で窓が全部開いていたそうです、こんな暑いなかでよく試験が出来るな、大変だと思ったそうです。だから水着の女性がいるのもわかると納得していました。

もしかしたら、大玉課長が横を通った建物、その時あの中に団長がいたのかもとの事でした。年齢的には可能性大ですね。

また、別の方からは法に触れなけければ水着はOKなのでしょうか?何事も常識にとらわれてはいけないということでしょうかという感想を頂きました。

さっそく団長に確認しました、ずばり「OK」だそうです。

多分、公序良俗に反しない限り大丈夫だと団長は言いたかったんだと思います。

ここで話が違う試験に変わります。試験で思い出したんですが私が受験した平成10年の特別区管理職試験。試験会場は、青山学院大学でした。23区統一の試験なので大人数が受験をするので大学を借りて毎年実施しています。

娘が昔、受けたセンター試験の会場も青山学院だった、それはさておき。

特別区管理職試験は朝から夕方までの長い長い試験です。

当然、昼は弁当持参となります。当日、私は一緒に受験していたOさんと待ち合わせをして、昼を食べることにしていました。

昼を食べ始め少ししたら、ビールの匂いがするんです、私はOさんに「ビールの匂いがするんだけど、誰かこのあたりで酒飲んでいる奴がいるぞ、やばくないか」と言ったら。

Oさんが「飲んでいるのは俺だよ」と言うんです

「えっ、昼に酒飲んでたらアウトでしょ、それにいつ缶ビールの蓋あけたの?とにかくOさん、そのビール早く捨ててきなよ、他の受験生から試験官にクレームがいったら試験が無効になるかもしれないよ」

Oさんは「大〇さん来る少し前から飲んでる、試験の要綱に昼に酒のんじゃ駄目って書いてなかったから大丈夫だよ、もし駄目だと言われたら、どこにそんな事が書いてあるんだと言ってやる。それに昼にビール飲んだほうが緊張がほぐれて、リラックスできるんだ」と笑っていたのを思い出しました。

すげえなOさんと思いましたが、結果は私は合格してOさんは不合格でした。

そういえば、Oさんも団長と一緒で中央大学法学部出身で司法試験も何度も挑戦してた人でした。やはり、司法試験を受ける人間は理屈ぽくなるわけですな。団長の場合は理路整然とした理屈でやんすよ。