ムットン調査団264、高齢者施設2いじめが始まる

各位

高齢者施設に異動してすぐから、すぐに残業続きになってしまいましたが、まあそこは根性で何とか切り抜けました。

この施設は7階建で、ビル一棟がすべて高齢者施設でした、

一人で残業していると、その建物に自分一人しかいないので、そこが嫌でしたね。

まあ気にならない人は何でもないんでしょうが、高齢者施設ですから、まあ、いろいろあるんです。

なので大きな建物の中に夜自分一人でいるのは、あまり好きじゃなかったですね。

でも、残業しなければならない時は嫌だなんて言っていられません。

私は他にも出先職場は何回も経験しましたが、この高齢者施設以外の職場の建物は上層階は住宅などになっていて単独の施設ではなくて複合施設でした。

他の施設の話はどうでもいいですね。

さて、そんな高齢者施設の職場の事務所にはなぜか蚊がいつもいて、異動当初からよく刺されたし、よく手で、たたいて駆除していました。

私はすぐに蚊取りベープマットの機械とマット1袋、全部で合計せいぜい2~3千円だと思うけど、すぐに発注しました。

それから1週間くらいして、前の職場の上司の係長が「大〇君、心配なので連絡したんだけど、高齢者施設で大〇君の上司のS係長が大〇君が俺に無断で需用費を勝手に買いあさっている、けしからんと役所中で吹聴してるとの事」

えっ、びっくりです。まさかそんなことをS係長が言っているとは。 私は「蚊がたくさんいてベープマットを買っただけです、ご心配かけました。そんな話になっているのなら以後鉛筆1本買う時もS係長の許可を取ります」と返事をしたら、前の上司も「そんな事でS係長は言っているのか大〇君も大変だと思うけど頑張ってくれ」と言われたことまだ覚えています。湯〇係長ありがとうございます。

さて蚊の話の続きですが、発生源は隣接している公園であることがわかったのですが、公園の蚊の除去は高齢者施設の委託業者の管轄外、用務職員もやる気なし。私は保健所に相談し蚊の殺虫剤の原液と噴霧器を借りてきて、一人で公園の蚊の除去をしました。

後で矢部君が「大〇さんが公園で蚊の駆除をしてる時、S係長が職場のみんなに「あいつ一人であんな事していると言って、みんなで馬鹿にして笑ってた」と教えてくれました。この話を聞いた時もカチンとしましたが、まだまだほんの序の口です。

私の仕事は高齢者施設の管理全般、つまり予算決算、委託契約、物品購入、支出命令書の作成等まあ一般的な管理事務全般の仕事が、私の事務分担上にも書かれてあった仕事です。

しかし、現実はそれだけではありませんでした。S係長は「大〇君、1階から7階の自動給茶機、ちゃんとまめに見て、出がらしにならないように頻繁に葉の入れ替えをするように」

えっ、それ俺の仕事か?暇そうな用務さんが3人いるのに。俺は矢部君に前から給茶機の葉っぱの入れ替えは事務がしていたのか?」と聞くと矢部君は「今まで事務は給茶機の葉っぱの入れ替えなんてしたことない」との事。これは俺への嫌がらせだなと確信しました。とにかく、用務の3人はいつも暇そうにしていて、やる事がなくて暇を持て余してる感じなのにS係長は私には本来その人たちがやるべき仕事をわざと次から次へと押し付けてくるんです。地下の汚水タンクの場所にもよくいきました。まじ臭いんだけど、タンクの蓋をあけて何か点検してた記憶があるんだけど何をしていたのかは忘れました。

また、ある時トイレの床のタイルが欠けて、はがれたので、早速業者に連絡して見積を取りました。その日はS係長は休みだったので翌日業者の手配も済ませたことを報告すると。S係長は顔を真っ赤にして怒りだしたんです「勝手な事をするんじゃない、トイレの床のタイルくらい自分で直さなきゃ駄目だ。業者に取り消しの連絡をしろ」とたいそう怒ってました。その後、私はトイレのタイルを材料を買って私が日曜大工仕事をして直しました。しかし、何でトイレのタイルを直すのも俺がやるのか腑に落ちませんでした。絶対に俺の仕事じゃないと確信しながらのタイル張りの仕事は忘れません。

その事件から数週間後の事です。どこが壊れたのか忘れましたが、またS係長が休みの時に壊れたのですが、前回の事があったので業者には連絡せず翌日S係長に報告したらS係長が「何で君は業者にすぐ連絡して、なおす手はずを整えておかないんだ、君は庶務担としての自覚が足りない」とマジ切れしてました。私はそれこそ、はー何言ってるんだ、ついこの間、真逆の事言っただろう、ふざけんなと思いましたよ。この一件も鮮明に覚えています、こんな理不尽あるのかと自分の中でやり場のない怒りに震えてましたから。

S係長が私に説教する時は一階の事務室でなく二階の個室で何時間もやるのです。必ず言う言葉は「君は庶務担としての自覚がたりない」

この一回数時間にわたる説教が週に何回もあり、大抵は難癖です。小さな個室でいわば、説教部屋です。何度も何度もやるんだから、よく耐えられたと思います。

さて私の敵はS係長だけではありません。私がいた高齢者施設は私の所属していた管理係のほかに、もう一つ事業係がありました。

事業係は福祉の専門職の集団で私に「事務は我々が仕事しやすいように、こちらの要求通りに動いてくれればいいんだ」と言うので、私は「それは違う、管理と事業は互いに助け合い知恵を出して仕事を進めるもので、一方的に要求されるままに仕事をするものではないでしょう」と言ったので事業係の専門職は面白くなかったのでしょう。専門職集団の彼らは自分たちはこの施設開業以来ここで仕事をしている、異動したての何も施設の事などわかっていない若造を生意気だと思ったのでしょう。その結果、事業係と管理のS係長が一緒になって私をいじめてくることになったわけですよ。

いじめは小さいことから大きなことまでしょっちゅうでした、小さなミスを見つけるとS係長だけでなく、事業係の職員まで役所にいった際に必ず所長兼務の高齢者福祉課長のところに行って私の悪口をわざわざ言ってくるそうです。矢部君が教えてくれました。矢部君はおとなしい性格なので事業係にものを言ったりしないので、いじめの対象にはなっていませんでした。

今回はこのへんで いじめはまだまだ続くよ

んじゃね