ムットン調査団122(55、昨年の年末団長訓示)

今年も残すとこ三週間を切りました、一年が経つのは本当に早いものです。昨年の年末団長訓示など出たばかりだと思っていたのですが、歳をとるわけです。

それでは、今回は昨年の団長訓示です。

 

 年末団長訓示

各位

明日で仕事納めとなりました。団長より団員向けに下記のとおり訓示がありました。

                 記

団員諸君、この一年間よく働いてくれました。ご苦労様です。

わたくしも大変うれしく思っています。しかし、ここで気を抜いてはいけません

年末年始は常に誘惑に満ち溢れています。危険な場所や危険な食べ物、危険と思われるあらゆるものに注意してください。

誘惑のトップは食べ物です。正月と言えば餅です。浜松流は青のり、人参、大根、白菜を入れたお雑煮だと紹介しましたよね。覚えていますか?

そんなお雑煮に60歳以上の団員は餅を喉に詰まらせてしまうかもしれません。

私も歳をとりました。新年からは餅を四分の一に切ってからお雑煮にします。これで餅の心配はなくなりました。

次は危険な場所です、危険な場所とは法の統治がなされていない場所、すなわち無法地帯の事です。私から見ると浜松と〇〇市以外は全て危険がひそんでいると思っています。初詣に行く時など、いつ後ろから硬貨が飛んできて大事故になるかもしれないので、私は役所から支給されている防災用のヘルメットをかぶって初詣にいきます。そのため今まで初詣での怪我は皆無です。備えあれば患いなしです。

皆さんも防災ヘルメット着用での初詣を推奨します。万一、雑踏でいきなり後ろからバットでたたかれても被害を軽減できますし、オヤジ狩りにあっても私の脳さえ残っていれば、わが社は何とかなるんです。

次に長い年末年始を利用して教養を高めてください。教養とは実生活では役に立たないことを調べたり勉強することです。

田中二郎行政法を読めとか言うと思いましたか、いやいや年末年始のような特別な休みの時は普段出来ない勉強をしてください。

昨年は行政法地方自治法地方公務員法を休みの間に勉強するようにと言いましたが、団員があまり勉強をしていないと、T最低顧問からの報告がありました。

なので、今年は方針転換です。

私は休みを利用して白髪染めの液体をいかに早く塗れるのかの研究や浜松人以外の人間を信用しても大丈夫なのか、浜松人以外の静岡県民を愛することが出来るのかなどの実証実験、あるいはなぜ人は人なのか、永遠の愛は存在するのか、あがぺーの愛とは何か、など様々な研究に没頭するつもりです。

こういう疑問を一つひとつ潰していくことが自分の頭を論理的にして、団長流の明晰な頭脳が出来上がるのです。みなさんも騙されたと思ってやってみてください。

最後は気分転換です、勉強に没頭すると脳が疲れてきます。そんな時は家の外に出て、マンションの場合はベランダにでて大きな声で「わっはは、わっはは」と笑ってください。

笑う門には福来るです、近所の人が出てきたらその人を見ながら「わっはは、わっはは」と笑ってください。みんな喜んで家の中に戻っていきますから。

それでも気が晴れない時は大きな声で♪楽しいムットン、愉快なムットン、いつでもムットン、ムットン、ムットン、ムットンと口ずさんでください。一定年齢以上の方はあるCMを連想すると思いますがダイジョブ、シンパイナイ。

私は毎年こうして年末年始を過ごしています。

教養が高まったみなさんに新年お会いするのを楽しみにしています。

年末、団員に送る最後の言葉は「太った豚になるより、痩せたソクラテスになれ」だ

以上  ムットン調査団長

さすがです。団長、私はこの教えを守って冬休みをすごします。

しかし、団長は痩せているので。どうやら太った豚が嫌いなんですかね、こりゃあ痩せないと団長に怒られます。しかし痩せたソクラテスになるには、どうしたらいいんでやんすかねえ。団長に聞いてみやした。団長は「ミルの功利主義論を調べろ、かつて東大の学長が引用して物議を醸したんだ」

ん?よくわかりませんが、とにかく痩せろと言う事でやんすね。

Y部長が、「俺には白髪はないけど、どうすんだ」とかS側用人は「俺は染めるほどの髪がない」とか団員が騒いでいます。

人はなぜ人なのか?そんなの人だからに決まってるだろうと最低顧問が言っています。

〇田君は白髪染めを早く塗る方法は実学なので、教養ではないのでは?と団長に異議ありと言っています。

団長に相談したら、答えを聞きたい人は、自分で妥当と思うお年玉を持って来るようにとの事です。

団長、最後までエグイです、これがみんなの尊敬と金を同時に集めるコツでやんすね。

さすがです。

 

頑張れA君

*本日 12月27日 夜10時 大手町読売新聞社前 スタート!

最後にA君の年末の過ごし方を紹介します

彼は年末に箱根駅伝と同じコース一泊二日で走るそうです。12月27日の夜大手町の読売新聞を出発28日の夕方芦ノ湖に到着、箱根で一泊して29日の朝、芦ノ湖を出て30日の朝読売新聞に着くそうで、今年5回目だそうです。往路から走る人は2~3人で復路だけ走る人は20人くらいだそうです。

彼の母校は立教なので箱根駅伝にはずっと出てないのですが、最近かなり強くなっており予選会でもあと一歩のところまで来ています。立教大学は創立100年が間近に迫っており、それに合わせて箱根駅伝に出場を狙っているとの事。Aくんは箱根路を走りながら、いつの日か母校立教の学生が走る姿を思い浮かべて走る事でしょう。

頑張れ立教とK課長もエールをおくっています。

団長に報告すると「黙れ、黙れ。箱根駅伝の最多出場回数は、我、中央大学の90回じゃ駒沢でも50回、立教は27回、青学などまだ21回じゃ、立教が中央に追いつくことなど永遠にないのだ、ぐわっはっは、A、B両名にそう伝えおけ」との事でした。

A君に伝えると、「団長なんて嫌いだ、団長のばかばか、団長なんてJTBだ」と意味不明の事を言っていました。

さっそく調査しました。JTBの社員は社内であいつはJTBだといわれたら、もう終わりだそうです。これは隠語で じっと たってる ばか の略だそうです。この話は団長には内緒にしておきます。

いずれにせよ、A君が30日に無事に大手町に帰ってくることを祈ります。

最後に団長に聞きました、「人はなぜ走るのか?」と

団長曰く「人間は考える葦ではなく、考えない足だから」だそうです。

うーん、最後まで難しくてわかりやせん。

来年みなさんにとって良い年となる事を願って よいお年を