ムットン調査団253、腰痛

各位

人類が二足歩行をした時から腰痛は人類にとっては避けて通れないないものだとテレビで見たことがある。

若い時は腰痛など無縁だったのですが、10年くらい前から年に一回くらいでるようになりました。

今朝は朝、布団の中で痛みを感じ起きるといつもより痛い、ちょっとやばそうだなと思い家をでました。

やはり歩きだしてすぐに痛みがきました、歩いていても、たまにずきっと痛みが走り、思わず「痛い」と独り言。歩くスピードはそろり、そろりです。

腰痛の期間は毎年だいたい二か月くらいのような気がします。

最初は前兆のような軽い痛みから始まります。この前兆の痛みが始まると、このあと日数をかけて段々と痛くなっていくのがわかっているので少し湯鬱な気分になります。

数年に一度くらい、かなりの痛みになり、その時は歩くことが困難になります。

じっと動かなければ痛くないので、1~2時間安静を保ち鎮痛剤を飲んで痛みが少し和らぐのを待ちます。

原因はよくわかりません。10年ほど前に腰痛の治療では有名な病院でCTなど撮ってもらい検査しましたが骨に異常はなしでした。

私の腰痛は腰が痛い時と臀部が痛い時があり、腰でも臀部でも体の後ろ側が痛いのですが、そのうち体の前の方も痛くなり膀胱のあたりが痛くなってきます。

そこで、次に地元の大きな病院の泌尿器科にいき調べてもらいましたがやはり異常なしでした。

なので、翌年以降は腰痛が始まっても収まるまでの数か月をひたすら待ちます。

数か月たつと私の腰痛は収まります。

でも一番痛い時は席を立ったり座ったりするたびに強い痛みが走り、歩いていても痛いのでやはりしんどいです。

もっとひどい腰痛の人はたくさんいるから、そういう人たちから見たら、私の腰痛なんて可愛いものだと思います。

さてここで10年前に地元の泌尿器科に行った時の話をします。

泌尿器科には初めてかかりました。待合室には多くの人が待っており、男女半々くらいだったと思います。

そのうち年配の男性医師が入っていったので、あの人がみんなを見るんだと思いました。

そのすぐあとくらいに若い素敵な女性がかつかつと歩いてくるので、若い女性の患者さんかなと思ったら女医さんだったんです。

そのうち診察が始まりました、男性の患者さんは1番診察室の男性医師に呼ばれ、女性は2番診察室の女性医師に呼ばれていました。

それはそうだよな、この場所は同姓に見てもらったほうが恥ずかしくないしと思っていました。一時間以上待っていましたが一人の例外もなく男性患者は男性医師、女性患者は女性医師だったので、そういうふうに決めているんだと思っていました。

そして私が呼ばれたのですが、なんと若い素敵な女性医師のほうに呼ばれたのです。

何かの間違いかもしれないと思ったのですが、間違いではありませんでした。

その先生は前立腺を調べるのであそこに指を入れると言うんです。

ここで、私は20代のころの嫌な記憶がよみがえったんです。20代の頃肛門が痛くて医者に行った時、先生が指サックで触診しようとするのですが、何をしても入らなかったんです。先生は内科、外科、整形外科、皮膚科、他もやる先生だったので、うまく入らなかったんだと思います。「力を抜いてください、指がはいりませんよ」と何度も言われ、私も力を抜くんですが指が入ってくると自然と力が入ってしまうんです。

結局、何度ためしても駄目だったので、先生は触診はあきらめてしまいました。

あとは薬をもらって帰りました。この時の経験がよみがえったんです。

これは、また駄目だろうと思いました。

まな板の上の鯉状態だったので、こちらは待つのみです。

すると次の瞬間、先生の指が一瞬で入ったのです。

えっと思うくらいの秒でいれたんです。20代の時の先生は指をそーっと入れるから入らなかったんです。その道のプロはそれじゃダメなのがわかっていたんです。

そして触診で「前立腺は固くなっていないので特に問題ありません。」とのことでした。

いやー、お見事でした。さすが泌尿器科の先生です、びっくりしました。

その見事な手さばきに、お見逸れいたしました。

話がかなり脱線してしまいましたが、この時に腰も泌尿器も異常がなかったので、その後も痛みがきても、いつも2か月くらい我慢して痛みが治まるのを待っています。

このやり方が良いのかどうかはわかりません。

また、診てもらうなら、あの時の先生ならいいかなあなんて思うのは不埒な考えですかね。